かつてこの上に11年だけ王朝があった。
王の座を自分ではなく弟に譲ろうと考えていた自分の父を殺し、自らが王になったが、弟からの攻撃を恐れシーギリヤの岩の上にお城を作ったのだそうだ。スリランカを代表する遺跡。
バスで移動しているととつぜんドーンと大きな岩がそびえ立っているのが見え、すげーと思わず声が出た。
岩に登っている人も見える。
近くで見たい衝動に駆られるが、シーギリヤの正面のエントランスまでは敷地のまわりを歩かなくてはいけないのでかなり遠い。
バックパックを背負っては無理。正面とは反対の宿へ向かうことに。2キロちょいの道。最初はシーギリヤを眺めながら歩けていたのだがそのうち木々が生い茂りなんも見えず、ひたすら木々の間のコンクリートロードを歩く。
番犬3匹に吠えられながらチェックイン。
高床式宿です。
そして眺めはピドゥランガラロック。
シーギリヤではなく私たちはこれに登る予定。
だってシーギリヤ30ドルもかかるんだもん。
ピドゥランガラがどうも覚えられなくてピドゥランガマとか、ミドゥンランガラとか、プリムヌとかちょいちょい宮古の言葉が横切ってきてしまう。牧山展望台みたいだし久々に懐かしい気持ちになる。
青空水シャワーはめちゃくちゃ気持ちがいいし、青空トイレはもっと気持ちがいい。
Wi-Fiも繋がりにくいので、本読んだり岩を眺めたり。
夜は7:30には暗くなり虫たちと動物たちの時間になるので、なるべく暗くして蚊帳の中で過ごしていると、色んな鳴き声が聞こえる。
夜って賑やかなんだな。
しかし電気を消すと思った以上に真っ暗でちょっと怖かった。