ソンクラー(Songkhla)

ハジャイからソンクラーまではミニバンで移動。乗客は助席に男の子とうしろには私たち含めて5人。

出発してまもなくカゴが回ってくる。運賃を入れろとのことらしい。つーか、6人だけの乗客だし一律料金だし、乗る前に徴収すればいいのにと思ったが、まぁまぁ。

カゴを回しながら『どこからきたの?』と聞かれたり、場が和んだところでカゴが一旦運転席に戻る。なにやら助席の男の子が指示されている。今度は小銭が回ってきた。カゴに予め入っていた小銭では足りなかったようで、『あの人とあの人に渡して』とまたもや伝言ゲームならぬ伝金ゲームが始まった。そのシステム、事をややこしくしている気がするが、一件落着すると車内はやっと落ち着いた。

1時間程のドライブ。運転手に声をかけて降りたいところで降ろしてもらうシステム。

わたしたちもそろそろ降りたいとGoogleマップで声をかけるタイミングを見計らっていると運転手が声をかけてくれた。次の信号で降ろしてもらうつもりだったが、会話ついでにホテルの名前を言うと運転手と助席の男の子、後ろの席のおっちゃんがなにやら話している。スマホで『ここ』と言うと、男の子がマップをすごい見始めて運転手になんやらかんやら言っていて、おっちゃんはぐるっとまわればいーさーみたいなジェスチャーしている。これは、戻ってくれるのか?

その間にも車は目的地から離れる。

どこかできっとUターンしてくれるんだよ!と呑気な考えの私とは真逆で、

俺は信用してへんで。と隣では止まらない車に苛立ちを隠せない様子。

つか、3人はなんの話してるんだ?!そして私のスマホを返してくれ。

痺れを切らして声をかけ降ろしてもらうと、男の子も降りる場所だったらしく歩いて去っていき、バスもさっさといってしまった。

あの3人の会話はなんだったんだ。いや、なんだったと言うかたぶん何でもなかったんだろうな、きっと。3人がそれぞれ好き勝手に話してただけだったんだ。

そうとも知らず親切な会話なんだろうとヘラヘラとしていた自分を恥じる。伝金ゲームの時はなんか和気あいあいでみんな協力的だったのにな。とほほ

 

1キロほど汗だくで歩きやっとこ宿についた。

 

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その後、バスターミナルへ。クラビータウンまでのチケットを買いたかったのだが、窓口があっちと言われこっちと言われ、24番窓口で買えるまではわかったものの人がおらず、隣の22.23番の窓口のおばちゃんも私の仕事じゃないようで我関せず。途方に暮れる外国人は窓口に囲まれた椅子に座り待つしかなかった。

なんとか買えた時には23番のおばちゃんも隣から笑顔を見せてくれ一件落着。やれやれ。

しかし、心に余裕がでると、そうだよなーいきなり英語で話しかけられたらビビるよな。とか、

あたいはここ3週間コップンカーとサワディーカーだけで乗り切ってるけど、もう少しタイの言葉を覚えたほうがいいよな、とか、反省もした。

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宿でニュースを見ていると日本人の事件ばかりやっていた。

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外国人による犯罪だとか迷惑行為も多いらしい。

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タイに何しにきてるんだか。

 

わたしも今日は何してるんだかみたいな1日だったが、観光地がどんなに親切なのかがよーくよく、わかった1日だった。