イポー(Ipoh)

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映画のセットみたいな街。

同じ高さの建物が立ち並び、カラフルで錆びれてる。

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30年前来た時はパスポートの『日本』という文字をじっと眺められたり、ここで人を並べて日本人が殺してたっていう話とか聞いたよーと歩きながら話され、日本人と言うのが少し怖くなる。

話しかけてくれる人たちは優しくそんな心配はいらなかったが、勉強しなくてはな。

今はYouTubeですぐできるからほんと、ありがたい。

 

イポーは美食の街と言われている。

錫産業で連れてこられた中華系移民の人々か美味しいものを作り出してきたらしい。

チキンライス、もやし、ホワイトコーヒー、エッグタルトなど、食べるべきものが沢山ある。

朝、昼、夜と食い倒れている。

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店主のおばちゃんが、バチバチにキレつつレジ打ってるのが見られる特等席。

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中華は会話も食事風景も全部圧倒される。

ザ!強!

中国語で話してくることも多く全くわからぬ。

スリランカで学んだ超基礎英会話より、

ここでは、大きな声で単語をはっきり叫ぶ事の方が大事なようだ。

 

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ケールセントラル(KL Sentral)

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中華食べて一気にスリランカがぶっ飛ばされる。

中華ってすげーわ。そりゃ世界三大料理だわ。

ケールセントラルは都市開発真っ最中らしい。

治安が悪かったところも新しいビルが次々と建ち、街の雰囲気が変わろうとしている。

インド系、中華系、マレー系が街のブロックごとに棲み分けされているが、インド系が多いかな。

以前泊まったエリアはザ!観光地だったので、人々の生活があるこのエリアはとても過ごしやすいし、歩いていて楽しい。

なんせ、ご飯が選べる!!!

 

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ムスリムの方はラマダン期間。

ラマダンってすごく厳しく苦しいだけのものなのかと思ったら、ラマダンセールとかやっている。

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テレビもラマダンって結構言ってる。

夜ご飯を食べに外へ出てみると、徐々に賑やかになるマレー系のレストラン。席もなかったので、ショッピングモールのレストランに入ってみようと回ってみたが、ここも満席!

そして、気づいてしまった。

みんな食べてない!

給食の配膳が終わり『いただきます』の前みたいにみんな食事を目の前に待機している。

もう日は暮れかかっているのに。時計を見たら19:25。19:30が食事の合図なのか?気になりすぎて見届けないとこれは私達も食事どころではなくなった。

19:28。食べ始める人が現れ、周りの人も徐々に食事を取り始める。

フードコートを1周するとみんな幸せそうに食べていて、なんだか泣きそうになった。

 

その後、私たちは空いている中華屋さんで夕飯を食べた。

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餡掛けって神。

やっぱ中華うめー!!!

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さよならスリランカ

空港着いたらこんなに観光客いたのかというくらい朝から賑やかだった。

サーフボード持った人、上等カメラを持った人、バックパッカーも沢山。

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スリランカという国がこんな観光大国だったこと知らなかった。

海も山も鉄道も世界遺産も沢山あり、比較的治安が良くて、人懐っこく話しかけてくれることが多くて。何でもやってくれるゴージャス旅もあるし、バスに揺られる安旅は冒険感満載だし、情勢が安定してこれからますます観光は増えていくだろうなーと思う。

初日に感じた1ヶ月大丈夫かなの不安は、1ヶ月じゃ足りなかったなになった。

東の海も見てみたかったし、ヒンドゥー寺で推し神ステッカーゲットするの忘れたし、布屋さん巡りもしたかった。

また今度。

コンビニじゃなく小さな商店で買い物する。

クーラーよりファンが回った部屋が気持ちよかった。

自分にとって丁度いいってなんなのかなーって考える日々だった。

 

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空港におられる仏陀にご挨拶して、無事スリランカ旅終了。

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クアラルンプールに戻る。

空港でツナマヨのおにぎりを食べる。

 

 

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沁みた。

 

都会遊び

最後の2泊は再びコロンボ

テレビがあるホテル、スリランカで初めて泊まった。

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ショッピングモールで映画鑑賞。

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スリランカ映画とも迷ったけど、わかりやすいラブコメがなかったのでカンフーパンダ 4にした。

スリランカの人達は声出して思いっきり笑ってて、つられて笑ってしまった。

すごくいいなーと思った。おかげで倍面白かった!

ミニオンズの予告でも爆笑してたからなー。

やってたらぜひ観たかったなー。

 

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夜はスリランカでマックを食べようと決めていたが、ショッピングモールのマックはまさかのクローズ。ネットに丁度1日前、衛生面に問題があって、裁判起こされてるという記事が出てきた。なんという。。。

 

最後まで食がスムーズにいかなかったな。

まあでも怪我もせず大きなトラブルもなく、最終日を迎えられたことが何より。

最後はあの場所で再びsailingを聴こう!

 


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楽器隊いなかった。

毎日sailingタイムな訳じゃないのね。

 

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再び帰る

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バス、最後はまさかのズンドコミュージックがなく初の無音。

運転手とチケットのコンビは今までで一番仲が良く、無音でも楽しそうだ。2人とも爆音車内には言いたいことがあるのかもしれない。

 

再びキャンディーに戻る。着く頃にバケツをひっくり返したような雨が降り続き、チェックインしてからもしばらく外に出られなかった。

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この日はポヤデーといいスリランカの祝日だった。労働を休め、お酒を休め、お寺にお参りし、静かに過ごしましょうという日。キャンディーは観光地なのでお店はやっていたが、どのお店でもお酒は出していなかった。

お昼ご飯を逃してしまいフラッフラだったのでお腹を満たしたあとは早々と宿に戻った。

 

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翌日、コロンボまで戻るのに駅へ歩いていたら刑務所の前で集合写真を撮っている学生達がいて、こんなところで撮るの?と思っていたら、この刑務所はもう使われていなかった。

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現役だと思って壁見上げてたのに、実際は見学可能な廃墟だった。

スタッフの人に入り口見てもいいと言われたのでちょこっとお邪魔する。
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電車の時間もあるから見学しなかったけど、これは圧巻だった。見たかったなー。

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本日は最後なので唯一乗っていない1等を予約した。指定席でクーラー付き。

 

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何だろう、お花見とかしちゃう余裕は。


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スリランカのイメージはずっと“鉛筆の芯”だった。小学生の頃、鉛筆の芯はどこからきているのか、という話が国語の教科書で出てきて、汗水垂らしたスリランカの男の人写真が黒鉛を掘っていて、それが鉛筆の芯になるということを知った。それからクラスで鉛筆は大事に使わなくちゃムーブメントになり、誰が一番短く使えているか競争になったような気がする。

そういえば、と思って調べてみた。

 

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そーそーこの人!

実際会いに行った日本人もいるらしい。絶対同世代じゃん!

 

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あの山の向こうくらいが、炭鉱らしい。

超個人的な、スリランカで見たかった場所。

1等席は良い。物思いにもふけることができる。

 

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約3週間ぶりのコロンボに帰ってきた。

ピドゥランガラロック(pidunrangala rock)

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朝起きたら沢山の人の姿が見える。ドア開けた瞬間みんなに見られているようでドキッとした。

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朝ごはんは噂に聞いていたキリバット。ココナッツと炊いてあるご飯はマレーシアのナシレマと似てた。

お腹も満たされ、暑過ぎる前に出発。

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これは正しく斎場御嶽

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涅槃仏が見えたらあと少し!
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岩登りをクリアすれば

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ひゃふー

 

 

 

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シーギリヤを眺めると人が連なって階段を上がっているのがみえる。

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どんなに眺めても飽きない景色だった。


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シーギリヤ(Sigiriya)

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かつてこの上に11年だけ王朝があった。

王の座を自分ではなく弟に譲ろうと考えていた自分の父を殺し、自らが王になったが、弟からの攻撃を恐れシーギリヤの岩の上にお城を作ったのだそうだ。スリランカを代表する遺跡。


バスで移動しているととつぜんドーンと大きな岩がそびえ立っているのが見え、すげーと思わず声が出た。

岩に登っている人も見える。

近くで見たい衝動に駆られるが、シーギリヤの正面のエントランスまでは敷地のまわりを歩かなくてはいけないのでかなり遠い。

バックパックを背負っては無理。正面とは反対の宿へ向かうことに。2キロちょいの道。最初はシーギリヤを眺めながら歩けていたのだがそのうち木々が生い茂りなんも見えず、ひたすら木々の間のコンクリートロードを歩く。

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番犬3匹に吠えられながらチェックイン。

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高床式宿です。

そして眺めはピドゥランガラロック。

 

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シーギリヤではなく私たちはこれに登る予定。

だってシーギリヤ30ドルもかかるんだもん。

ピドゥランガラがどうも覚えられなくてピドゥランガマとか、ミドゥンランガラとか、プリムヌとかちょいちょい宮古の言葉が横切ってきてしまう。牧山展望台みたいだし久々に懐かしい気持ちになる。


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青空水シャワーはめちゃくちゃ気持ちがいいし、青空トイレはもっと気持ちがいい。

Wi-Fiも繋がりにくいので、本読んだり岩を眺めたり。

夜は7:30には暗くなり虫たちと動物たちの時間になるので、なるべく暗くして蚊帳の中で過ごしていると、色んな鳴き声が聞こえる。

夜って賑やかなんだな。

しかし電気を消すと思った以上に真っ暗でちょっと怖かった。