イポーでも最も古い建物で、スリランカの方が移住して始めたBARがあるんだって。
へー行こー。
君のいい酒場をみつける嗅覚には毎度感動するよ。
酒好きの端くれとしてお邪魔できたこと、光栄に思います。
愛されてきた建物の空気はなんて心地よいのだろう。何も言わずともホッとさせてくれ、自分自身に余白を作ってくれる。
創業90年、酒飲み達を癒し楽しませ見守ってきた、でっかい優しさで包まれているような安心感。オーナーさんはたぶん80も過ぎておられるだろうがとってもジェントルな方で、常連さん達のやりとりもみんな映画のワンシーンのようだった。
音楽も相まって、飲みながらちよっと泣きそうになる。
ひららやのキッチンのカラーリングにちょっと似てるなーおこがましいかな。
ほら、
こういうとことか。
インスピレーションを受けるパワースポットだった。
もう1人、印象的だった出会い。
ヤスミンという映画監督。
本屋の一角にある小さな記念館。飾ってある彼女の撮った写真がどれも素敵だった。こんな視点で物事を見ている人の映画、どんなんなんだろな。
50代で亡くなってしまい、作った映画は数多くない。
帰ったら必ず観たい。