ローカル列車に揺られる。
クーラー冷え冷えだし、人少ないし、時間通り。
何百円の船代も今はキャッシュレス。
チケット売りのおじいちゃんに叫ばれる
『ノーキャッシュ!ビーーザーーー!』
お釣りを誤魔化されることはないが、現金の方が都合がいい時もあるよなー。
ペナンはかつて貿易の船が泊まり商人たちが行き来していた街。街並みがまあ可愛くて、世界遺産になっている。
街中丸々テーマパークみたいだ。
ペナンと言えば、深夜特急を思い出す。沢木耕太郎がかつて泊まった宿へ行ってみる。
娼婦達が部屋にヒモ男と寝泊まりしていて、彼女が部屋で仕事中、ヒモ男たちは庭で呑気に待っていたという宿。
何年か前のブログには鄙びたバーになっていると書かれていた。
大沢たかおバージョンで復習
ふむむ
ガーン!!!
お化け屋敷になってたー。しかもピンキー!
しょうがないよなー何十年も前だもんな。
旅人の大先輩がここに来た時はどんな街並みだったのだろうか。
廃墟を見つめていると、賑やかな街中とはまた違う時の流れを感じることができた。
古くて可愛い建物をリノベして新しいお店も多いが、廃墟とか、不動産屋さんの看板をちらほら見かける。
この世界遺産はどう残っていくのだろう。